「BMW、カーシェアリング『ReachNow』開始 米シアトルで」を読みました。米国では自動車メーカーがカーシェアリングを進める時代が到来し始めたようです。

 記事によれば、ドイツのBMWが4月8日に米ワシントン州シアトルでスタートしただけでなく、同じく独ダイムラーが既に3年前から同様のサービスを展開しているといいます。スマートフォンがサービスに組み込まれている点が今風です。

 カーシェアリングが進めば、一人当たりの保有自動車数は減るはずで、単純に考えれば自動車販売台数には負の影響があるはずです。それでも自動車メーカーがカーシェアリングを手掛けるのは、サービス化、あるいはシェアリングエコノミーの動きを無視できなくなっているからでしょう。自動車産業変革の胎動を感じます。