サポートの終了、いわば製品としての寿命が訪れるのは商用ソフトだけかと思っていましたが、現実は違うようです。「オープンソースソフトウエアにも寿命がある」を読んで実感しました。

 指摘されれば当然ですが、オープンソースソフトウエア(OSS)であっても、開発者のコミュニティが決めればサポートが終了するのです。サポートが終了すれば別の問題も発生します。

 この記事では「ゾンビOSS」と名付けていますが、サポート終了、あるいは満足にサポートできない状況にあるOSSがいくつも存在することです。こういったソフトを使っているシステムは、脆弱性の問題など潜在的な脅威を抱え続けることになります。

 OSSはソフトの最先端を切り開く存在になりましたが、同時にゾンビ化するリスクも抱えているわけです。難しい問題です。