全日本空輸(ANA)の予約・販売・搭乗手続きに関する国内線システムに障害が発生しました。1万6100人に影響が出たといいます(関連記事:ANAのチェックイン・予約システムに障害、欠航や遅延が多数[続報]ANAシステム障害、1万6100人に影響広がる)。

 システム障害がいいことだとは言いませんが、完全になくすのは不可能でしょう。障害が欠航や遅延に結びつきやすい、航空会社は相当な対策を打っていますが、今日のようなトラブルは避けられません。

 「[続報]ANAシステム障害、1万6100人に影響広がる」は、ANAが過去に経験した障害についてこう記しています。「2010年7月には国際線で19便3919人が影響を受けた(関連記事)。2008年9月には国内線でのシステム障害で約6万8000人の足に影響が出た(関連記事関連記事)。この1年前の2007年5月にも約7万9300人が影響を受けたシステム障害が発生している(関連記事関連記事)」。航空会社ですら9年に4回の障害が生じている事実は覚えていていいかもしれません。