2020年の東京オリンピック・パラリンピック(東京五輪)に向けた動きが活発化し始めました。「2020東京五輪の需要に期待大、通信・SIビジネスが本格始動」を読むと、東京五輪に向けたIT業界のさまざまな動きが伝わってきます。

 記事中にある「IoT(Internet of Things)時代が到来し、ITサービスとAV機器は今よりも不可分になってくる。東京五輪はIoTが本格的に普及する最初の大会になるとみている。隣接する領域を扱う企業同士で、五輪向けの新しいサービスを開発したい」というコメントからは、未来へ向けた意志が感じられました。

 五輪の会場だけでなく、東京の街自体にもIT業界は注目しています。ある大手企業の幹部と話す機会があったのですが、プリンターを使うのか、デジタルサイネージを使うのか、「街の色を変えたい」という意気込みを聞かされました。今からいろいろと楽しみです。