2020年の東京オリンピック・パラリンピックにITが深く関わっていることを再認識させられました。「東京五輪でのイノベーティブなIT活用を検討、新組織が発足」を読んだからです。

 新組織であるテクノロジー諮問委員会には6人のIT専門家が参加し、「『競技中の計測データやアスリート情報を活用し、競技観戦を分かりやすく、楽しめるものにする施策』や『大会後に残る顧客情報データベース(チケット購入者、ボランティア参加者ら)を、レガシーとして活用する施策』といったテーマを取り上げ、投資対効果などについて議論する」といいます。

 1月22日の安倍晋三首相の施政方針演説にも、IT関連のフレーズが見つかります。

 「安全で安心な暮らしを守るため、サイバー犯罪、サイバー攻撃への対策を強化します」と「人工知能、ロボット、IoT、宇宙など、次世代を切り拓く挑戦的な研究を支援し、大胆な規制改革によって新しい可能性を開花させてまいります」です。

 我々の暮らしとITは不可分になっています。