多いのか、少ないのか、いいことなのか、悪いことなのか、悩まされる数字をいくつも見ました。全て記事のタイトルに入っているもので、具体的には「Google自動運転車、14カ月間の公道テスト走行で272回の技術的不具合」、「2015年4Qのインシデントは前年同期比45%減―JPCERT/CC」、「2015年の国内地域別IT市場は東京が前年比約1.5%プラス―IDC」の3本になります。

 272回の自動運転の技術的不具合は、実用を考えれば許されるものではないでしょうが、完成度という面で見ると多いのでしょうか、少ないのでしょうか。2015年第4四半期が前年同期比45%減って3440件というのは、どうでしょうか。東京のIT投資が前年比で1.5%というのはどう評価すべきでしょうか。

 数字を判断するのは難しいと改めて感じています。