米アップルの提供する音声エージェント機能。搭載するiPhoneやiPadのホームボタンを長押しして「Siri」を起動し、端末に声を出して話しかけることで、機能を操作したり情報を検索したりできる。例えば、メッセージの送信や会議のスケジュール設定、電話の発信などの機能を利用できる。

 Siriが初めて搭載されたのは、2011年10月に発表された「iPhone 4S」。その後順次、iPad、iPad mini、iPod Touchなどにも内蔵された。2015年にアップルが発売するApple Watchにも、同機能が搭載される予定だ。

 「Siri」の名称は、アップルが2010年4月に買収した米シリ社が開発していた、地域情報サービスの検索アプリケーション「Siri Assistant」に由来する。