ソフトウエア、ハードウエアなどの製品を開発・販売している製品ベンダーではなく、第三者企業が保守を請け負うこと。通常、製品ベンダーの保守サービスよりも割安に設定されている場合が多い。製品ベンダーよりもサービスレベルが落ちる可能性はあるが、高額な保守費用に悩むユーザーや、製品ベンダーのサポートが終了した後も、製品を使い続けたいユーザーが選んでいる。

 最近では、欧州SAPや米オラクルのERP(統合基幹業務システム)製品を中心に、半額で保守サービスを提供する日本リミニストリートが注目を集めている。同社は古いバージョンのERPも保守するため、バージョンアップしたくないユーザーが保守を移管している。