センサーなどのストリームデータを一時的に蓄積する、米アマゾン・ウェブ・サービスのクラウドサービス。「シャード」という単位でデータを受信する。シャード1個で最大1メガバイト/秒のデータ受信が可能。受信したデータは24時間で消える。

 センサーデータの分析をクラウド上で可能にすることで、サーバーなどの初期投資や運用の手間をかけずにビッグデータを活用できる。Amazon Kinesisの実用例としては、あきんどスシローがすし皿に取り付けたICタグの情報を収集したり、ガリバーインターナショナルが自動車の走行距離やガソリン残量などの情報を収集したりするのに活用している。