ソフトウエアの販売方式で、期限付きの使用権や一定期間サポートを受ける権利などを販売することを指す。新聞や雑誌の定期購読の意味から転じた。

 個人向けのアプリケーションソフトは店頭でパッケージされたソフトを購入することが一般的だったが、インターネットの普及やスマートフォンやタブレットなどのデバイスの多様化で、パッケージで販売するメリットが薄れている。マニュアルは電子化され紙の冊子はほぼ不要になり、ソフトのインストールもインターネット経由でダウンロードするのが一般的になり、ユーザー登録もインターネット経由となった。

 最近では、マイクロソフトのOfficeやアドビシステムズのPhotoshopなどのグラフィックスソフトがサブスクリプション方式を採用して、年間の使用権を購入して使用できるようにしている。