政府の各府省が保有する公共データを二次利用できる「オープンデータ」を検索しやすくしたサイト。「データカタログサイト本格版」は10月1日から稼働する予定だ。公共データを活用した新ビジネスや新サービスの創出を目指している。

 データカタログサイトでは、データセットやリソースに付与するメタデータを利用して、横断検索機能を提供。政府や独立行政法人、地方公共団体などが保有する公共データについて、機械判読に適したデータ形式で営利目的も含めた二次利用が可能な利用ルールで積極的に公開するとしている。

 ただ、データの利用ルールを定めた「政府標準利用規約(第1.0版)」は国際的に広く利用されているルールとは異なる。同じ利用条件で公開されているコンテンツ同士であれば組み合わせて利用しやすいため、2015年度に見直しも予定されている。