Microsoftが5月に発表したOEM向けのWindows 8.1。Microsoftの検索サービス「Bing」をInternet Explorer(IE)のデフォルトとすることを条件に、OEM向けにOSライセンスを無償またはそれに近い価格で提供する。OSとしては「Windows 8.1」と同じもの。OEMは「Bing」の設定を変更できないが、Windows 8.1 with Bing搭載のパソコンを購入したユーザーは、この設定を例えばGoogleなどに変更できる。

 Windowタブレットを含んだWindowsパソコンの低価格化を狙った施策で、東芝、レノボ・ジャパン、エプソンダイレクトなどが、すでにWindows 8.1 with Bing搭載のパソコンを販売している。実際に従来製品に比べて価格も下がっており、MicrosoftとしてはiPadやAndroidタブレットが普及している低価格のタブレットを要求するユーザーにもWindowsタブレットを売り込んでいく。