一つのアプリで、パソコン、スマートフォン、タブレットなどのあらゆるデバイスに対応するアプリケーションソフトのこと。

 米アップルはiOS用のアプリで、解像度の違うiPhoneとiPadに1本で対応するアプリを「ユニバーサルアプリ」と呼んでいる。ユニバーサルアプリの場合、iPhone版とiPad版をそれぞれ購入する必要はない。昨年、マイクロソフトが投入したiOS版Officeもユニバーサルアプリで、iPad版やiPhone版という考え方はなく、1つのアプリでiPhoneとiPadに対応する。

 米マイクロソフトは、2015年1月のWindows 10の発表おいて、Windows 10がパソコン、タブレット、スマートフォンなどあらゆる機器にサポートすることを表明した。さらにWindows 10用のアプリは「ユニバーサルアプリ」として一つのアプリがあらゆるデバイスに対応することが可能になるとしている。その例としてマイクロソフトはWindows 10版のOfficeに、ユニバーサルアプリを用意する予定だ。