米マイクロソフトが2014年9月30日(米国時間)に発表した、次期Windows(開発コード名は「Threshold」)。PC、タブレット、スマートフォンに加えて、テレビやIoT(モノのインターネット)関連機器まで幅広くサポートし、一つのアプリであらゆる機器に対応可能な「ユニバーサルアプリ」の概念を採用している。

 Windows 7以前にあったスタートメニューを復活させ、マウスとキーボードの操作に適したデスクトップ画面を導入。モバイルプラットフォーム「Windows Phone 8.1」で提供されているデジタルアシスタント機能「Cortana」や、新しいWebブラウザーの「Project Spartan」(開発コード名)などの新機能を搭載する。

 同社は2015年1月21日(米国時間)に、Windows 10のリリース後1年間に限り、Windows 7/8/8.1から無償でアップデートできることを明らかにした(8のユーザーはまず8.1へのアップグレードが必要)。さらにWindows 10にアップデートした後は、デバイスのサポート期間中、常に最新の機能を提供する。正式版のリリースは2015年後半になる予定だ。