今年も9月18日より、千葉・幕張メッセで「東京ゲームショウ2014」が開催された。ここ最近、東京ゲームショウではスマートフォンゲームに注目が集まる。今年もスマートフォンのゲームアプリの動向を見る上でも大きなイベントとなっていたが、その様相は昨年までとは大きく変化している。

ゲームの“新しさ”はスマートフォンからVRに

今年のゲームショウで注目度が高かったのはVR。会場ではゴーグル型のVRデバイスを多く見かけた
今年のゲームショウで注目度が高かったのはVR。会場ではゴーグル型のVRデバイスを多く見かけた
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 今年の東京ゲームショウで大きな盛り上がりを見せていたのはヴァーチャル・リアリティー(VR)であった。実際、会場ではソニー・コンピュータエンタテイメントの「Project Morpheus」や、米Oculus VR社の「Oculus Rift」など、VRを体験するヘッドマウントディスプレーが多く展示され、大勢の人が列を作るなどして高い注目を集めていた。

「Oculus Rift」のデモを実施するOculus VR社のブースには、体験しようと長い列ができていた
「Oculus Rift」のデモを実施するOculus VR社のブースには、体験しようと長い列ができていた
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