今回は、ブランク氏が最近始めたラジオ番組の対談の要約になります。番組では、毎回、起業家を招き、その背景を語ってもらい、起業家に必要な資質や能力を引き出します。シリーズ第1回のゲストは、コロンビア大学の学長と女性起業家の2人です。(ITpro)

 時に、最大の教訓は最大の苦痛を伴います。復活力、すなわち逆境から立ち直る力は、起業家にとって重要な資質の1つであり、シリウスXMラジオ局で私が担当する週1回のラジオ番組「Entrepreneurs are Everywhere(起業家の肉声)」の最初の話題でした。

 コロンビア大学長で、起業家精神に関する特別顧問を務めるリチャード・ウイッテン氏と、人気オンライン就職斡旋サイトTheMuse.comの共同創業者であるキャサリン・ミンシュウの2人が、ニューヨーク市のシリウス放送局で私が担当する番組に参加し、打ちのめされ、そしてより強くなって復活した、彼らのストーリーを話してくれました。

 リチャードは、新しいテクノロジー・キャンパスを建設するコンペにおいて、ニューヨーク市がコロンビア大学を退けたことが、どれほど目が覚める警告だったのか語ってくれました。キャサリンは、彼女の最初のスタートアップ企業が破綻したときに学んだ、辛い教訓を話してくれました。

 インタビューの抜粋は以下に紹介しますが、まずはこの番組について説明します。

 「Entrepreneurs are Everywhere」は、デジタルラジオのチャンネル111のシリウスXMで毎週木曜日、西海岸では午後1時、東海岸では午後4時に放送され、創業者たちに起業家としての「旅」を振り返ってもらい、スタートアップ企業を創業するのに必要な経験を語ってもらいます。分野としては、レストラン、ロケット・サイエンス、オンライン・ギフト、オンライン・スーパーマーケット、起業家教育、その他諸々です。

 この番組では、起業家のDNAを分析します。何が彼らをひらめかせ、どのようにアイデアを考えついたのか。そして彼らを成功させ、高揚させ、落胆させ、ピボットして前進させる習慣を探求します。