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木村岳史の極言暴論!

社内で技術に一番疎いのはIT部門、用済みへのカウントダウンが聞こえる

木村 岳史=日経コンピュータ 2017/04/17 日経コンピュータ

 今は人工知能(AI)ブームと言うことで、この記事のタイトルとは無関係に、読者の皆さんにこんな質問をさせていただく。「AIブームは過去にもあったが、今のAIブームが過去のものと決定的に違う点は何か」。お分かりだろうか。「そりゃ、技術面で進歩したことだろう」と即答する人がいると思うが、それは間違い。技術面より決定的な違いが、今のブームにはあるのだ。

 答えはこの記事の終わりのほうでお伝えすることにしたい。というか、記事を読んでいけば、答えがおのずと分かると思う。で、本題。ある大企業のIT部門のマネジャーに会った時のことだ。「最新技術をシステムに生かさないのかって?何を言ってんの。そんなの単なる自己満足。まずはエンドユーザーの視点に立たなきゃ」。その人はそうまくし立てた。

 いやぁ、あまりに懐かしい反応だ。以前、私がまだ駆け出しのIT記者だったころ、ユーザー企業のIT部門に取材に行って、バズワードを振り回したおバカな質問をした際、取材を受けてくれた人から同様のフレーズでよくたしなめられた。実は今回、懐かしい反応が返ってきたのは、私が「AIを御社のシステムで活用したら、面白いかもしれないね」と聞いたからだ。

 想像するに、この人は私の質問を聞いて、「IT記者というのは、いい歳になっても技術視点でしかモノを見られないんだな。大切なのはビジネスの視点や利用者の視点なのに」と内心あきれたのだろう。ただ私は技術視点やシステム視点ではモノを見ず、ビジネスの視点でしか記事を書かないようにしている。少しエキセントリックな人だったので、決めつけ気味の反応を返してきたと想定する。

 エキセントリックな人と論争するとロクなことにはならない、というのが私の経験則なので、「こりゃ失礼」と話題を変えたが、実は「最新技術をシステムで活用しないのか」という質問は今や、おバカな質問ではない。それどころか、AIなどバズワードと化している最新技術をいち早く活用できないかと考えるのが、ビジネスの視点だ。「それが分からないとIT部門は大変だよ」。エキセントリックな人にも、そう伝えるべきだった。

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