• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • PR

  • PR

  • PR

  • PR

  • PR

木村岳史の極言暴論!

SIビジネス崩壊前夜、下請けベンダーはSIerの寝首をかけ!

木村 岳史=日経コンピュータ 2016/02/29 日経コンピュータ

 この「極言暴論」では、ユーザー企業のIT部門とSIerが織り成す不条理に切り込んで、いろんなことを言ってきたが、IT業界に数多く存在する下請けITベンダーのことはほとんど触れていない。「もういい加減にしないさい!」と言いたくなるようなトホホな話をよく聞くが、そんなことを書いたところで、あまりにも非生産的だからだ。

 それよりも、IT部門やSIerの問題点に焦点を当てたほうがよい。システム開発などを丸投げするIT部門、そして人月商売を営々と続けるSIerの多くが良き存在に変わるか、消滅すれば、IT業界の多重下請け構造、私が言うところの“ SIガラパゴス”も解体する。しかも私の見立てでは、そうしたIT業界のガラガラポンはあと数年で起こる(関連記事:「SIerの余命は5年」への反論に反論する

 そうなると、SIガラパゴスの中でしか生息できない“日本固有種”の下請けベンダーは一気に死滅する。これで多重下請けの問題はあらかた片付く。絶滅を止める必要性も感じないので、下請けベンダーについては基本、放置でよいと考えている。ただ、そこで働く技術者の人が、プログラマーならぬ“コーダー”の地位に留め置かれたまま、絶滅に巻き込まれると大変なので、一刻も早い脱出を勧めてきた。

 本当は、IT業界の多重下請け構造の解体前夜である今は、下請けベンダーにとって危機であるだけでなく、これまでなら有り得なかった企業変革・成長の千載一遇のチャンスでもあるのだ。そんなチャンスをつかむどころか気付きもせず、SIerから流れ出す下請け、孫請け、ひ孫請けの人月商売にしがみつく。そんな志も見識も無い下請けベンダーは消え去ったほうが、日本のためである。

 かくのごとく私は下請けベンダーには冷ややかだったのだが、最近少し考えを変えた。「やはりこんな商売を続けていてはダメだ。ビジネスを変えよう」と本気で考える下請けベンダーの経営者に出会うようになってきたからである。そんな経営者に対して、私が必ず話すことがある。「小なりといえどもプライムを取れ!」である。今回はその話を書くことにする。

ここから先はITpro会員(無料)の登録が必要です。

次ページ 恥ずかしいから他産業の人に聞かせるな
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

あなたにお薦め

連載新着

連載目次を見る

今のおすすめ記事

  • 【何がすごいの?「5G」5つの疑問】

    5Gはいつ始まる?

     日本で5Gの商用サービスは3年後の2020年に始まる。NTTドコモとKDDIが2020年中の開始を表明しているほか、ソフトバンクも「2020年ごろを目指す」としている。携帯大手3社や総務省などの関係者は、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックを5Gの実力と活用方法を広くアピールする絶好の…

ITpro SPECIALPR

What’s New!

経営

アプリケーション/DB/ミドルウエア

クラウド

運用管理

設計/開発

サーバー/ストレージ

クライアント/OA機器

ネットワーク/通信サービス

セキュリティ

もっと見る