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木村岳史の極言暴論!

技術者不足のウソ、「趣味直し」のような開発をやめれば人は足りる

木村 岳史=日経コンピュータ 2016/02/01 日経コンピュータ

 人月商売のSIでは、今のように需給が逼迫している時期にかき集められた技術者は、不景気になると容赦なく切り捨てられる。にもかかわらず、「技術者が足りない。とにかくかき集めろ」と浅薄に騒ぐユーザー企業のIT部門やITベンダー。前回の「極言暴論」では、そんな懲りない面々に対して「もういい加減にしなさい」という記事を書いた(関連記事:技術者不足への対策ですか。諦めてください。それが日本のためです

 記事のタイトルがIT業界の人たちの心にガッツリと引っ掛かったようで、これまでの極言暴論の中でも突出して多くの読者に読まれた記事となった。私が書くのは“暴論”なので、ヒットコンテンツになると、その分、読者の厳しい批判も増える。だが今回の記事では、批判コメントは極めて少なく、ほとんどの読者が「その通り」と同意してくれた。

 実際に「モノか何かのようにかき集められている」下請けの技術者はもちろん、SIerの技術者や経営幹部、そして客である企業や官公庁のIT部門の人たちも、その理不尽な実態に気付いている。なんせ四半世紀以上の長きにわたり、日本のIT業界は「若者をかき集めて技術者に仕立て、技術者が余るとお払い箱にする」というサイクルを何度も繰り返してきた。これまでは皆、見て見ぬフリをしてきたのだ。

 開発プロジェクトの際には、下請けの技術者らに対して「同じチームの一員として頑張ろう」などときれい事を言うIT部門やSIerの人が、なぜ人材使い捨てというIT業界の悪弊に目をつぶってこられたのか。思うに、重要な社会インフラ、あるいは企業の根幹となるシステムを構築するという“大義”の前には多少のことは致し方ない、といった意識があったはずである。

 それがどれだけトンデモナイ話かは前回の記事で書いた。今回は、重要な社会インフラ、あるいは企業の根幹となるシステムの多くが、実は「趣味直し」のような開発の産物であり、それさえやめれば、「足りない!足りない」と騒いでいる今でも、技術者は十分に足りていることに言及したいと思う。では、まず「趣味直し」とは何かについて説明することにしよう。

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