みなさん、こんにちは。筆者は、皆さんと同じように英語をマスターすることを目指して日々奮闘しているエンジニアです。

 以前の連載や書籍「ITエンジニアのゼロから始める英語勉強法」をお読みいただいたかもしれませんが、筆者は英語が全くできない状態から仕事の合間に独学で勉強し、米国のワークショップで講師を務めるまでになりました。

 その後も、英国への短期留学(海外への短期留学はオススメ!)や、ベトナムのカンファレンスでのプレゼン(英語が話せるとやっぱりお得!)、英国への3カ月間の語学留学(3カ月の英国留学で弱点のリスニングを克服!)などを通じて、英語の勉強を続けてきました。

 ただ、今までは英語は勉強していても、日々の仕事で英語を使う機会はあまりありませんでした。それが2015年に、状況がガラリと変わりました。長年の念願がかなって、英語をがっつり使うインターナショナルなポジションに就くことができたのです。

 筆者は2015年8月から、米マイクロソフト(日本法人ではありません)のDevOpsシニアテクニカルエバンジェリストを務めています。上司はフランス人で、同僚は世界各国に散らばっています。もちろんコミュニケーションは全て英語です。

マイクロソフト本社
マイクロソフト本社
[画像のクリックで拡大表示]

 このポジションに就くまでに、多くの方々の協力がありました。今は外資系企業でガチの英語に触れて、英語で七転八倒しつつ、とても楽しい日々を過ごしています。

 今回から4回で「米国企業入社編」として、米国企業に入社するまで、そして実際に入ってからの経験や気づきを皆さんにお伝えしたいと思います。英語学習に関して、筆者はまだ道半ばですが、英語環境で働くための英語力を身に付けたいと考えている皆さんに、少しでも参考になれば嬉しく思います。

 今回は英語での面接を中心にお話しします。