当ブログではソーシャルメディアについて幅広く取り扱っていますが、昨今の時流によりどうしてもFacebookやTwitterといったSNSを扱うことが多くなっています。とはいえ、YouTubeや電子掲示板、ブログなども立派なソーシャルメディアの1つ。折にふれて時流を追いかけていきたいと思います。

 そこで今回は、15年以上の歴史を持つ「ブログ」の新潮流について考察いたしました。企業や個人がブログを運営するのはもはや当たり前となっていますが、数々のソーシャルメディアが現れたことで、必ずしもブログを使わなくても宣伝や自己表現は可能となりました。

 そんな中で現れたのが、ブログプラットフォーム。例えばSNSの機能を持ったTumblr(タンブラー)や、メディアの機能を持ったMedium(ミディアム)、日本における最先端のブログメディアであるcakes(ケイクス)やnote(ノート)など、ブログの種類は多様化しています。

 企業や個人など、それぞれのサービスはどういった使い方をするのが適切なのでしょうか。ブログの最前線を読み解いていきましょう。

 ■目次

    1. メディアとかプラットフォームとか……何を指しているの?
    2. ブログ、メディア、プラットフォームの垣根は曖昧になっている
    3. SNS? ブログ? Tumblrって一体なに?
    4. 思想を持ったブログプラットフォームの登場
    5. プラットフォーム依存の危険性
    6. 結局Webでは、まだまだテキストが重要