KDDIは2016年12月26日、宮城県仙台市にオープンする直営店「au SENDAI」の報道関係者向けの内覧会を開催し、店舗内の様子を公開した(写真1)。
au SENDAIの店舗面積は約1145平方メートル。KDDIの直営店として最大規模になるという。1階はカフェになっており、すぐにはauの店舗だと気付かない点が特徴だ。果たしてその狙いはどこにあるのか、現地取材を基に内覧会の様子をレポートする。
直営店の使命はライフデザイン戦略の実現
KDDIによるau直営店は2010年12月に名古屋にオープンした「au NAGOYA」を1号店として、これまで大阪、福岡、新宿、札幌、博多、みなとみらいに7店舗を展開している。今回オープンする仙台が8店舗目だ。
これらの直営店の狙いについて、KDDI コンシューマ営業本部 副本部長の高橋正明氏は「KDDIが掲げるライフデザイン戦略の実現こそが、直営店の使命である」と語った(写真2、3)。
その中でも直近にオープンした博多、札幌、みなとみらいの3店舗では、「『ライフデザイン商材』を増やし、auショップに来店する楽しさを追求した。白を基調とした内装には木目調を採り入れ、暖かみのあるデザインにした」(高橋氏)としてコンセプトを一新したという。