【ニュース解説】

NTTドコモからマイナンバーカード対応Androidスマホが登場

2019年にはiPhoneもマイナンバーカード対応へ

大豆生田 崇志=日経コンピュータ 2016/12/19


 NTTドコモは2016年11月4日にマイナンバーカード(個人番号カード)読み取り対応スマートフォン「AQUOS EVER SH-02J」(写真)を発売した。KDDIからも近くマイナンバーカード読み取りに対応する機種が登場する見込みだ。

写真●NTTドコモのマイナンバーカード読み取り対応スマートフォン「AQUOS EVER SH-02J」
出所:NTTドコモ
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 いずれもAndroidスマホのNFC(近距離無線通信)で、マイナンバーカードの内蔵ICチップに搭載した公的個人認証(JPKI)の電子証明書を読み取れる。2017年1月から読み取り用アプリが公開される予定。JPKIはマイナンバーそのものは使わない。利用者がカードを持っている事実とパスワードの入力によって本人と確認できる。

 従来のスマホのNFCでは、マイナンバーカードのType-Bと呼ばれる国際標準規格が読み取れない場合があった。総務省関係者によるとNFCでType-Bを読み取るようにしたのは「世界初の試み」という。カード読み取り対応スマホがあれば、PCやICカードリーダーが不要になる。

 企業はインターネットで個人向けサービスを提供する際に、利用者がカード内蔵ICチップに搭載したJPKIを使って本人確認できれば、なりすましやデータの改ざんを防いで安全に手続きできる。

 例えば、GMOクリック証券は2016年11月26日から証券業界で初めて顧客がマイナンバーカードのJPKIを使って、口座開設の手続きをインターネットで完結できるようにした。従来は書類のやり取りに一週間程度かかかっていたが、JPKIで手続きが完了すれば、顧客は口座に入金して、すぐ取引を始められる。

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