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ニュース解説

PEZY社長逮捕、スパコンの旗手に何が起きたのか

浅川 直輝=日経コンピュータ 2017/12/07 日経コンピュータ

 スパコン開発ベンチャーPEZY Computingの齊藤元章社長ら2人を東京地検特捜部が2017年12月5日に逮捕してから2日。逮捕容疑となった助成金の不正受給とはどのようなものだったのか、今も情報が錯綜している。スパコン技術の旗手と呼ばれた同社に何があったのか。

 複数の報道機関が報じた齊藤氏の容疑は、経済産業省が管轄する新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成金約4億円を不正に受給したというものだ。

 まずこれまでのPEZY Computingの活動や受給実績を振り返ってみよう。

 NEDOがPEZY Computingに交付を決めた助成金の額は以下の通り。総額は約35億2400万円で、このうち(4)(5)は今後交付予定である。

(1)平成22年度イノベーション推進事業/3次元積層TSVメモリ技術を活用したメニーコアプロセッサの開発
 助成期間:2010年度~2011年度 約1億100万円

(2)戦略的省エネルギー技術革新プログラム/バンプレス3次元積層技術を用いた省電力メニーコアプロセッサの開発
 助成期間:2012年度~2013年度 約6億3300万円

(3)イノベーション実用化ベンチャー支援事業/超広帯域Ultra WIDE-IO3次元積層メモリデバイスの実用化開発
 助成期間:2013年度 約5億円

(4)平成27年度戦略的省エネルギー技術革新プログラム/非接触型磁界結合通信を用いた高密度実装プロセッサデバイスの開発
 助成期間:2015年度~2017年度 約10億3000万円

(5)IoT技術開発加速のためのオープンイノベーション推進事業/ビッグデータ解析のための低消費電力演算チップの開発
 助成期間:2016年度~2017年度 約12億6000万円

 このうち逮捕容疑の対象となったのは(3)のイノベーション実用化ベンチャー支援事業とみられる。

 「日本経済再生に向けた緊急経済対策」(2013年1月11日閣議決定)の一環で、研究開発型ベンチャー企業の実用化開発を支援するNEDOの助成事業である。1社5億円を上限に開発費の3分の2を補助する。総事業費は100億円だ。

 NEDOは2013年1月3日に公募を始め、同年4月30日に応募591件中125件の助成事業を採択した。その中の1社がPEZY Computingだった。

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