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ニュース解説

セキュリティ強化が進むWindows 10、それでも企業が移行を躊躇する理由

清嶋 直樹=日経コンピュータ 2017/11/27 日経コンピュータ

 米マイクロソフトは2017年10月17日、Windows 10の最新版である「Windows 10 Fall Creators Update(1709)」の提供を始めた。Windows 10は半年ごとに大型更新をしており、4月上旬の「1703」以来となる。

 いまだ多くの企業が使っているWindows 7はそのサポートがおよそ2年後の2020年1月に終了する。日本マイクロソフトの藤原正三エグゼクティブプロダクトマネージャーは「今、Windows 10に移行して損することは何もない」と訴えるが、移行を考えているユーザーはWindows 10の最新版である1709を見送って、半年後の大型更新版を待つ選択肢もある。1709はセキュリティ関連の機能を大幅に強化したが、企業がPCを運用するのに役立つ機能のいくつかは搭載されず、来春まで持ち越されたからだ。

[画像のクリックで拡大表示]

仮想ブラウザーなど実装

 1709で新機能として実装された「Windows Defender Exploit Guard」は、セキュリティの脆弱性に対する影響を緩和するのに有効だ。仮にマルウエアが侵入したとしても、フォルダへの書き込みを制限するなど、マルウエアの動作を抑え込む。

 セキュリティを高めた特殊なWebブラウザーも1709では提供される。仮にマルウエアに汚染されたWebサイトにアクセスしても、影響を仮想コンテナ内部に封じ込める。

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