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ニュース解説

ITコーディネータ協会が新ガイドライン

5年ぶり改訂で経営者を想定読者に

矢口 竜太郎=日経ITイノベーターズ 兼 日経コンピュータ 2016/11/09 日経コンピュータ

 ITコーディネータ協会は「IT経営推進プロセスガイドライン(旧名称:ITコーディネータプロセスガイドライン)」の新版(Ver3.0)を発行した。前版から5年ぶりの改定で、同協会が実施する研修は2017年6月から、ITコーディネータの資格試験は2017年8月からVer3.0準拠に切り替わる予定だ。

 同ガイドラインは、IT経営を実践するためになすべきことを記述した手引書であり、ITコーディネータの資格を取得するための研修テキストである。 最大の変更点は、想定読者をITコーディネータから中小企業の経営者に変えたこと。その理由を、新版の編集を統括したITコーディネータ協会の平春雄常務理事はこう説明する。

 「IT経営の実現には経営者の意識が重要。しかし、ITコーディネータが支援する中小企業の経営者には意識が低い方も多い。経営者に直接訴えかける」。名称も「ITコーディネータプロセスガイドライン」から「IT経営推進プロセスガイドライン」に変えた。

 内容も、経営者が読んで参考になるように大幅に加筆・修正している。大きく加筆したのは、経営者が何をなすべきかを記述した部分。例えば、前版には無かった「経営者はITとどう向き合うべきか」(第1部第1章)、「IT経営をリードするのは経営者」(第1部第2章)といった項目を新設した。

 逆に、前版にあった「ITC(ITコーディネータ)の使命」、「ITCに求められる実践力」(いずれも第一部第2章)といった項目は削除した()。

図●IT経営推進プロセスガイドラインの新版(Ver3.0)と前版(Ver2.0)の違い
[画像のクリックで拡大表示]

 「想定読者を中小企業の経営者に定めたことにより、ITコーディネータの受験者以外にも役に立つガイドラインになったと自負している。IT経営の実践的な解説書として幅広く活用してもらいたい」(平常務理事)。

アジャイル開発でも違和感なく

 想定読者の変更以外に、IT経営の進め方(プロセス)の表記方法を変えた。 前版では「経営戦略」「IT戦略策定」「IT資源調達」「IT導入」「ITサービス活用」の順にプロセスが進むような図を掲載していたが、新版では順序を意識させないような図に変更している。

 「状況に合わせて各プロセスを適宜採用してほしいと説明していたが、前版の図は、ウォーターフォール型のシステム開発でしか適用できないと誤解を与えていた」と平常務理事は話す。 新版では、「経営戦略プロセス」「業務改革プロセス」「IT戦略プロセス」「IT利活用プロセス」という分類に変え、それぞれ独立したプロセスとして表記した。「最近のアジャイル開発でも違和感なく適用してもらえるはずだ」(平常務理事)。

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