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ニュース解説

患者の不穏な動きをAIで予見、NECと日立が新サービス

斉藤 壮司=日経コンピュータ 2017/11/13 日経コンピュータ

 治療や投薬の履歴など患者のデータを活用して入院期間を短縮したり、医療機器の開発を支援したりする動きが広がっている。

 NECと医療法人社団KNIは2017年10月23日、NECのAI技術群「NEC the WISE」を使って病院業務を支援すると発表した。KNIの北原茂実理事長は「人口減少や高齢化に対応するためには日本の医療を効率化する必要がある」と狙いを話す。

医療法人社団KNIの北原茂実理事長
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 発表に先立ち、両者は治療を終えた患者の退院後の移転先を事前予測する実証実験を実施した。実験では医師が作成する数千件に及ぶ患者の電子カルテのデータを基に機械学習で予測モデルを作成。療養病院や回復後の患者を受け入れる病院など退院後の移送先を84%の精度で予測できたという。

 KNIはこれまで治療が終わってから移転先を調整していたが、予測によって入院翌日から治療と並行して移転先の調整が可能となった。退院できるのに移転先が見つかるまで入院する必要がなくなり、入院期間の短縮や新たな患者の早期受け入れにつながった。

NECとKNIの実証実験で退院後を予測し入院期間を短縮
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