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ニュース解説

慶應義塾大学大学院の白坂准教授、「イノベーションは意図的に起こせる」

矢口 竜太郎=日経ITイノベーターズ 兼 日経コンピュータ 2016/10/31 日経ITイノベーターズ

 「イノベーティブな製品やサービス、ビジネスモデルをデザインするための方法が分かってきた」。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科の准教授を務める白坂成功氏(写真)は2016年10月19日、目黒雅叙園(東京・目黒)で開催した「第4回イノベーターズセミナー」(日経ITイノベーターズ主催)でこう話した。講演タイトルは「事業創出に役立つイノベーティブデザイン方法論」である。

写真●第4回イノベーターズセミナーで講演する慶應義塾大学大学院の白坂成功准教授
撮影:井上 裕康
[画像のクリックで拡大表示]

 SDM研究科は複数の専門家を束ねて問題を解決できる人材を育成するための学科。2008年に、創造的な製品・サービスを生み出す方法論を米マサチューセッツ工科大学(MIT)、米スタンフォード大学などと共同開発した。この方法論は、複雑な物事を俯瞰的に捉えて構造化・可視化する「システム思考」と、人間の感性を重視しながらチームで試行錯誤を繰り返して新しいものを創造する「デザイン思考」の考え方を組み合わせたものである。

 この方法論で特に重視しているのが「多様性」だ。「専門家になるほど、自身の専門知識が邪魔をして、新しい発想が出にくくなることがある。チームのメンバーに多様な人材が集まることで、新発想のアイデアを出せる」と白坂准教授は言う。

 ただし、多様性をコントロールすることが重要だという。「テーマに応じて、どこに多様性を持たせるかを変える必要がある。単に組織や国籍などの違うメンバーを集めただけでは無意味。逆に、同じ会社の社員であっても十分多様性を出せる場合がある。例えば、生活雑貨の新商品開発などでは、ライフスタイルの異なるメンバーをそろえれば、同じ企業に勤めていようが多様性のあるチームになり得る」(白坂准教授)。

 このほか、講演では新しいアイデアを生み出すためのフレームワークやプロセス、考え方などを披露した。「これまではイノベーションのアイデアを偶然“思いつく”だけだった。今は、意図的に“考えつく”ことが可能だ」。白坂准教授はこう結論付けた。

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