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ニュース解説

AIカメラとエッジ技術で来店客を分析、万引き防止も視野に

トライアルカンパニー

高槻 芳=日経コンピュータ 2017/06/20 日経コンピュータ

 九州・福岡を本拠とするディスカウントストアのトライアルカンパニーは2017年内にも、数十台から100台規模のネットワークカメラで来店客の行動を分析する新システムの本格導入を始める。

 来店客の年齢や性別、売り場の回遊ルートなどを把握し、購買データと紐付けて販促活動の効果などを分析。店内のレイアウトや商品陳列、動線の最適化につなげる。機器単体で人物の検知や属性分析ができる高機能なカメラを採用したのが特徴だ(図1)。

図●トライアルカンパニーが導入した来客分析システムの概要
[画像のクリックで拡大表示]

カメラ本体で人物の映像を解析

 従来の店舗でもPOS(販売時点情報管理)システムで顧客が商品を購入した日時や数量は把握できた。ただ、購入に至るまでの行動を把握するには人手をかけて調査する必要があった。販促活動の効果をリアルタイムにつかんで打ち手を変えるといった柔軟な施策も難しかった。

 こうした課題の解消に向けてトライアルは福岡県田川市内と佐賀県唐津市内の2店舗で2016年から新システムの実証実験を進めてきた。導入効果の検証や機能強化を踏まえ他店舗への展開を図る方針だ。

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