【ニュース解説】

IoT椅子で仕事はかどる、ダイキンとNECが共同研究

清嶋 直樹=日経コンピュータ 2017/05/15


 AI(人工知能)とIoT(インターネット・オブ・シングズ)で知的生産性を高めるオフィス空間を作る──。

 ダイキン工業とNECがこんなユニークな共同研究を進めている。2017年春にダイキンの研究開発拠点「テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)」(大阪府摂津市)に共同研究室を開設。TIC内に設置したセンサーからデータを収集・分析する活動をスタートさせた。

ダイキン工業の研究開発拠点「テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)」。共同研究の実験場としても使われる
(出所:ダイキン工業)
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 季節変動を含めて2年分のデータがそろう2019年3月までに一定の成果をまとめることを目指す。それ以前の段階でも、部分的な研究成果をNECのイベントや学会などの場で発表する方針だ。

座るだけで生体データを取れる「IoT椅子」

 実験の場でもあるTICのオフィススペースには、多種多様なセンサーを設置している。温湿度センサーに加え、照度センサーやマイク、カメラなども設置し、空間の状況を記録する。

ダイキン工業とNECによる知的生産性を高めるオフィス空間づくりに向けた共同研究の概念図
(出所:ダイキン工業)
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 さらに、人の状況を把握するセンサーも設置する。ダイキンが開発した「Airitmo(エアリトモ)」技術を応用したセンサーが付いた「IoT椅子」を設置。人が座っているだけで、心拍や呼吸などの生体データを取得できる。その人の疲れや眠気、ストレスの状態を知る手がかりになる。

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