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ニュース解説

次世代宅配「ロボネコヤマト」始動、配達員不足解消の切り札となるか

高槻 芳、田中 陽菜=日経コンピュータ 2017/04/20 ITpro

 宅配便最大手のヤマト運輸はディー・エヌ・エー(DeNA)と次世代の宅配便サービス「ロボネコヤマト」の共同開発に乗り出した。2017年4月17日に神奈川県藤沢市で始めた実証実験では、10分刻みで受け取り時間を指定し、任意の場所で荷物を受け取れる。

「ロボネコヤマト」の実験概要
[画像のクリックで拡大表示]

 当面は有人運転の車両3台で運用し、台数はニーズに応じて順次増やす。さらに、2018年中をめどに自動運転車を投入する計画である。「最終的には無人のオペレーションを目指していく」とDeNAの中島宏執行役員は意気込む。

受け取りはセルフサービス

 今回の実験では国家戦略特区である神奈川県藤沢市の鵠沼海岸、辻堂東海岸、本鵠沼で約1年にわたって二つのサービスを検証する。

 一つはオンデマンド型の宅配便「ロボネコデリバリー」だ。

 実験エリアに住む利用者はヤマトの会員サイト内の専用ページで受け取り場所を指定する。配達可能な日時から希望時間を選ぶと、実験車両が時間通りに指定場所に到着する。

オンデマンド宅配サービスの利用イメージ
[画像のクリックで拡大表示]

 受け取り場所は道路の手前側か向かい側かなど、細かく指定できる。「実験区域内で交差点など危険な場所をくまなく調べ、それ以外ならどこでも荷物を受け取れるようにした。利用者がロボネコヤマトと屋外で『待ち合わせる』感覚だ」(ヤマト運輸の阿波誠一常務執行役員)。

 もう一つは地元商店の販売を代行する「ロボネコストア」だ。利用者は専用の通販サイトで地元の食品スーパーやドラッグストアの商品を購入。実験車両が複数の店舗を回って商品をピックアップし、指定場所にまとめて届ける仕組みだ。24店舗が実験への参加を表明しており、既に12店舗が通販サイトに出店した。

 実験車両は日産自動車の商用EV(電気自動車)「e-NV200」をベースに開発した。荷室に計8個の荷物を保管できる宅配ボックスを搭載。うち2個は保冷配送にも対応する。

 運転手が荷物を受け渡すのではなく、利用者が車両の後部ドアを開けて自分で荷物を取り出すセルフサービスにした。指定時にメールで届いたQRコードをスマートフォンの画面に表示し、読み取り機にかざして本人確認する。将来の自動運転による無人サービスを先取りした格好だ。

 ヤマト運輸は荷物の集配を受け持つ。DeNAはロボネコデリバリーやロボネコストア向けの各種システムの開発・運用を担う。ロボネコヤマトのWebサイトのほか、受取場所を指定した際に車両の最適な運行ルートを瞬時に計算して配達可能な時間を表示する、といったシステムを提供する。

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