社長が赤裸々に明かす 赤字企業の立て直し

 インターネットプロバイダー、NTTぷららの板東浩二代表取締役社長が同社の歴史を自ら振り返る。社長就任時には赤字企業だった同社。コネなしの状態で一からハリウッドと交渉する過程など、映像事業で独自のポジションを築く現在に至るまでが事細かに語られている。

 自らの信条「感じたことを大事にする」を社員に徹底。彼らの自由な挑戦が奏功。日本初となる高精細映像「4K」の商用配信サービスを開始できたのもそのおかげだろう。

 大学の同級生であるノーベル賞を受賞した中村修二氏による社長評も興味深い。


ハートで感じたら走り出せ!
テレビもスマホと同様に進化する

板東浩二 著
ダイヤモンド社
1620 円(税込)


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