新手法の基本から適用まで解説

 ネットを中心にした顧客の行動履歴を基に、見込み客を特定する手法であるマーケティングオートメーション。ここ数年で注目が集まるこの手法を、法人営業(BtoB)で活用するにはどうしたらよいか。マーケティング業務のアウトソーシング事業を長年手掛け、2000年代から海外発祥のこの手法を知る筆者が、基本から解説している。

 読んでみると、この手法が新しい案件を作り出すことに重点を置いていることや、案件の進捗状況を追う従来のSFA(営業支援)とは違うことがはっきりする。手法の適用ポイントも、導入支援の経験を持つ筆者ならではのものが並び、製品や事例紹介とともに役立つ。


BtoBのためのマーケティングオートメーション
正しい選び方・使い方

庭山 一郎 著
翔泳社
228ページ
2138円(税込)