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情総研レポート

終了したNOTTV番組「AKB48のあんた、誰?」から、あるべきSVODコンテンツを考える

佐藤 仁=情報通信総合研究所 副主任研究員 2016/07/29 ITpro

 日本初のスマホ向け放送サービスとして2012年4月に開局し、スマホやタブレット向けに映像コンテンツを提供してきた「NOTTV」が2016年6月30日正午で、4年3か月にわたるサービスを終了した。NOTTVの経緯などについては「日本初のスマホ向け放送NOTTV終了、定額制動画配信市場に求められるコンテンツは何か?」でも伝えた。

 日本のメディア市場でもテレビ局の停波による番組終了は前例がなかった。以前のレポートの中でも言及したが、NOTTVの中での一番人気があった「AKB48のあんた、誰?」についてまとめておきたい。この番組を視聴するために多くのファンが存在し、彼らがNOTTVを最後まで見続けていた。この番組は、今後のSVOD(Subscription Video On Demand、定額制動画配信)でどのような番組が望まれるのか、大いに参考になるはずだ。

NOTTVを支えていた「あん誰」と熱きファンたち

 「NOTTV」で一番人気があった番組が「AKB48のあんた、誰?」だ。「あん誰」の愛称で親しまれ、NOTTV開局から4年3カ月にわたり、最終回まで1041回も続いた。NOTTVが終了する最後は19時間生放送を行って、NOTTVの最後を飾った。

 これは名前のごとくAKB48の中でも「あんた誰?」と言われている、比較的知名度の低いメンバーらが出演していた番組で、平日夕方5時から毎日放送していた。秋葉原の「AKB48 カフェ&ショップ」で生放送をしており、そこには抽選で50人が観覧できた。間近でAKB48のメンバーが見られることから、たとえ「あんた誰?」のメンバーであったとしてもファンには大人気で、平日夕方でも多くのファンが抽選に並んでいた(抽選に外れたら会場で観覧できないので、隣のカフェで見ているファンも多くいた)。ここに集まるファンは「あん誰」のファンであり、熱いのだ。お手伝い芸人のトップリードの舞台にも応援に行ったり、おそろいのリストバンドをファンの有志らが作って、メンバーもそれをつけて最終回には出演していた。

最終回には出演者全員でファンが考案した「あん誰」リストバンドを着用(筆者撮影)
© AKS
[画像のクリックで拡大表示]

 「あん誰」は生放送終了後に、写真撮影が行われ、その写真が「あん誰」の公式SNSにアップされる。写真撮影前にトップリードやMCの中村麻里子さんらが「お仕事中に来た方、顔が出てはまずい方は隠してくださいね!」と言うが、会場のファンのほとんどは隠しもしないで写真に写っている。しかもメンバーのタオルやうちわを持っている。中村麻里子さんらが前説で「みなさん、仕事はいいんですかー?」と聞くと会場は大爆笑となる。ファンにとっては抽選に外れてしまって見れないかもしれないが、並んで会場で見ることはそれ以上の価値があったのだ。

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