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情総研レポート

ドイツが熱い! B2B向けIoT/ARに沸いたCeBIT 2017

滝田 辰夫=情報通信総合研究所 主任研究員 2017/07/07 日経コミュニケーション
出典:日経コミュニケーション 2017年6月号 pp.58-59
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

2017年3月20~24日、ドイツのハノーファーにて世界最大級の見本市「CeBIT(ビジネスオートメーション・情報技術・テレコミュニケーションセンター)」が開催された。CESやMobile World Congressとの差異化を図るべく、2014年にリニューアルをしたCeBITは、ビジネス(B2B)向けにかじを切りつつある。

 ここ3年、CeBITのメインテーマは「d!conomy」(ディコノミー)である。これは「Digital+Economy」の造語で、デジタルトランスフォーメーションを意味するという。2017年のテーマは「d!conomy - no limits」。つまり、デジタルトランスフォーメーションを「制限なく(no limit)」推し進めるというものだ。

 今回の展示においても、このテーマが色濃く反映された。実際、デジタルビジネス、AI(人工知能)、AR/VR(拡張現実/仮想現実)など、デジタルトランスフォーメーションに関する旬な内容が目白押しだった。

 参加企業数は、ドイツのほか世界から約3000社。そのうちベンチャー企業だけでも約400社の参加があった。ビジネス(B2B)向けのサービスやソリューション、機器などを展示していた。

存在感の大きかったドイツテレコム

 CeBITはドイツでのイベントであるが、ドイツ企業に加えて、米IBMや中国ファーウェイ(華為技術)といったグローバルな大企業も展示している。

 IBMの展示は「Cognitive」、つまり「Watson」を前面に出したものだった。多数の来場者の注目を集めていたものの、従来IBMが注力している分野を踏襲するものであり、それほど目新しい内容はなかった。

 開催地ドイツの本家本元という意味では、ドイツテレコム(DT)の展示ブースの存在感は大きかった。IoT(Internet of Things)、ネットワーク、ドローンと幅広くデジタルトランスフォーメーションに関わる内容だった。

 その中でも注目されたのはIoTとしての駐車場ソリューションである駐車場の空き区画に設置されたセンサーを活用して、駐車場の空き状況を確認。ユーザーはスマートフォンのアプリで、駐車場の空きをリアルタイムに把握する。地図でも誘導されるため、スムーズに駐車することが可能となる。駐車料金の支払いには、クレジットカード、PayPalのほか、キャリアビリングも使えるとしており、すべてをデジタル世界で完結できるように作られていた。

 ドイツでは多くの駐車場が公営であり、自治体などが運営している。上述のソリューションをこうした自治体向けに販売していく計画とのことだ。既に、現在ハンブルグで同ソリューションの実証実験を行っており、ネットワークとしてはNB-IoTを活用している。

 DTのブースには駐車場センサー(写真1)も展示されていたが、複数のものを検証中とのことだった。このほかにもDTは、同じくNB-IoTを活用した養蜂業向けのIoTソリューション、ドローン防御システム、SD-WAN(Software Defined WAN)、IPマイグレーションなど、IoTを中心としつつも総合力をアピールする内容の展示を行っていた。

写真1●ドイツテレコムの展示例
IoTとしての駐車場ソリューションを見せていた。手前は駐車場に設置されるセンサー。
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