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情総研レポート

GoogleのMVNO参入、狙いはIoTによる新ビジネス創出か

佐藤 仁=情報通信総合研究所 副主任研究員 2015/01/28 ITpro
写真●Googleが米国内でのMVNO事業に参入すると報じられた
[画像のクリックで拡大表示]

 米GoogleがMVNO(仮想移動体通信事業者)事業に参入するという計画が現地時間2015年1月21日に報じられた(写真、参考記事:GoogleがMVNO事業参入か、年内サービス開始との情報)。

 MVNOとは自らが通信インフラ(ネットワーク)を持たず、携帯電話事業者(MNO)からネットワークを借りて音声通信やデータ通信サービスを低価格で提供するもの。報道によると、Googleは米T-Mobile USと米Sprintのネットワークを利用して、携帯電話向け通信プランを消費者に販売したいと考えているという。

 しかし、これだけの理由でGoogleはMVNOに参入しようとしているのだろうか。これまでの情報を基に大胆に推測してみた。

既存の広告収入モデルからの脱却を目指したいGoogle

 2014年10月にGoogleは、同年7~9月期(第3四半期)の決算を発表した。連結売上高は165億2300万ドルで前年同期と比べて20%増加した。会計原則(GAAP)ベースの純利益は28億1300万ドル(希薄化後の1株当たり利益は4.09ドル)で同5%減少。営業利益は37億2400万ドルで同1%減少だった。

 広告収入ではペイドクリック数の伸びが鈍化している。これは掲載した広告がクリックされるごとに収入を得られるもので、Googleとって重要な指標となっている。

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