iPhoneをお使いの皆様、写真アプリは何をお使いでしょうか。撮影した写真を加工するアプリは盛りだくさん。花やマスキングテープなどの柄でデコったり、複数の写真を並べてコラージュにしたり、色合いや雰囲気を変えるフィルター、マンガの一コマのように加工したり……、挙げるときりがない。

 しかし標準のカメラアプリや写真アプリが持つ機能だけでも結構使えるのだ。新しい機能や個人的に気に入った機能を紹介しよう。

カメラ:セルフタイマー

 iOS 8から追加された機能。カメラを起動すると画面上部にストップウオッチのようなアイコンがある。これをタップするとセルフタイマーの「オフ」「3秒」「10秒」が選べる。3秒か10秒を設定した状態でカメラのシャッターボタンをタップすると、画面でカウントダウンが表示されシャッターが切られる。

タイマー設定するとカウントダウンが表示されてシャッターが切られる
タイマー設定するとカウントダウンが表示されてシャッターが切られる

 セルフタイマーはシャッターボタンを押すのが困難な姿勢で撮影するときに有効だ。例えば高い木の枝で咲いている花や、狭い車の下に隠れている猫を撮影するときなど。ほかにも手ぶれを最小限に抑えたいときにも有効だ。シャッターボタンをタップすると、指でつつくような操作になるのでスマートフォンが前後に揺れてしまいがち。セルフタイマーならシャッターが切られるまでがっちりiPhoneをホールドできて、あまり揺れないで済む。

 標準ではないカメラアプリなら、一定間隔ごとに連続してシャッターを切るなどタイムラプス設定ができるものもある。通信機能があるカメラと連動すれば、スマホからカメラのシャッターを切ることもできる。最近ではカメラを「自撮り棒」に取り付けて、シャッターはスマホからという姿をたまに見かける。通常では手が届かないところから撮影すると、いつもと違った世界が開けて面白いかもね。