9月に登場したアップルの「iPhone 6/6 Plus」は、カメラ機能がさらに強化されたことが評価されている。なかでも、微速度撮影とも呼ばれる「タイムラプス」撮影が追加されたのが目を引く。デジタル一眼や高級コンパクトデジカメでもタイムラプス機能を搭載している機種はかなり少なく、iPhone 6/6 Plusを持っているなら使わないのはもったいない。タイムラプス撮影をうまくこなすためのコツや、きれいに撮るために必須のアクセサリーなどを、iPhonegrapherとして知られる写真家の三井公一氏に解説してもらった。三井氏がお薦めする「キッチンタイマー」の意外な活用法とは?

 いまや“地球上で最も使われているカメラ”となった、アップルのiPhoneシリーズ。「iPhone 6/6 Plus」では、微速度撮影とも呼ばれる「タイムラプス」撮影が簡単にできることをご存じだろうか? iPhoneのWebサイトを見れば「ああ、こういうムービーか」とお分かりいただけるかと思う。

アップルの「iPhone 6 Plus」(左)と「iPhone 6」(右)。予約から出荷まで1カ月程度かかっていたSIMフリー版も、128GB版を除いて1週間以内に出荷されるようになった
アップルの「iPhone 6 Plus」(左)と「iPhone 6」(右)。予約から出荷まで1カ月程度かかっていたSIMフリー版も、128GB版を除いて1週間以内に出荷されるようになった
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 アップルらしく撮り方は実に簡単で、難しい部分はまったくない。カメラを起動して画面を右にスワイプし続けると、一番左に「タイムラプス」という項目があるはず。それを選択したらあとはiPhoneを固定し、画面上のシャッターに触れれば撮影開始だ。しばらくしてからもう1回シャッターに触れて撮影を停止すれば、iPhoneが自動的にタイムラプスムービーを書き出してくれる。たったこれだけで、ユニークなムービーができあがってしまうのだ。

 この素晴らしい機能を使えば、年末年始やクリスマスなどのイベントがとても楽しくなるに違いない。iPhone 6/6 Plusを持っている人は、ぜひトライしてほしい。

動きのある被写体をコミカルな早回し動画で撮影できるタイムラプス。三井カメラマンお薦めの被写体や撮影方法をタップリと解説する
動きのある被写体をコミカルな早回し動画で撮影できるタイムラプス。三井カメラマンお薦めの被写体や撮影方法をタップリと解説する
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