会議の生産性向上はITの活用だけではなかなか改善しないマネジメント課題の一つです。有名な経営学者ピーター・F・ドラッカーも、企業経営の課題として「会議の生産性」をたびたび問題視しました。著書の中で「理想的に設計された組織とは、会議のない組織である」(『経営者の条件』ダイヤモンド社)とまで指摘し、成果を上げる経営者の8つの習慣の1つに「会議の生産性を上げること」を挙げていたほどです。

 上記の指摘を含むドラッカーの邦書が最初に刊行されたのは1966年。およそ半世紀が過ぎましたが、残念ながら非生産的な会議に悩む声が現在も少なくありません。試しにソーシャルメディアのつぶやきを「会議 生産性」で検索してみてください。「生産性のない会議に拘束された」「会議のための会議だ」「会議に出て無駄な時間を過ごした」「会議しても答えが出ないから時間の無駄」「最も生産性のない仕事は会議」といった愚痴が毎日のように大量に書き込まれています。

 そこで、組織開発を支援するコンサルティング会社、ピープルフォーカス・コンサルティングで『“困った職場”を劇的に変える 話し合う技術を磨く』(日経BP社)を著した松村卓朗代表取締役と、平木憲明氏に、会議運営をスムーズにする「話し合う技術」の基本知識を問う問題を8問作成してもらいました。ぜひチャレンジしてみてください。

(統合コンテンツ事業部)


【問1】

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  4. ※選択肢のクリック(タップ)で回答

【解説】