リコーの「RICOH THETA」シリーズは、全天球の静止画と動画を撮影できる360度カメラシリーズだ。10月末に発売された「RICOH THETA SC」はその最新モデルで、上位モデル「RICOH THETA S」並みのスペックを持ちながら、実売価格を3万2000円前後に抑えたモデルとなっている。
製品としてはすでに4モデル目だが、従来モデルよりも1万円ほど価格が下がったことで、“お手軽感”が強くなった。VR(仮想現実)の盛り上がりで、最近になって360度動画の撮影に興味が出てきたという人もいるだろう。また、昨年から今年初めにかけて、撮影した全天球の静止画や動画を加工するアプリもそろい、活用の幅も広がっている。忘年会や新年会など飲み会が多いこれからのシーズン、仲間や家族と盛り上がるのにも活躍しそうだ。
そこでこの記事では、どんな写真や動画が撮れるのか、撮影後はどんなことができるのか、実際に試してみた。