中国の老舗パソコン周辺機器メーカー「愛国者」が、モバイルバッテリーにも、モバイルルーターにも、ストレージにもなるポータブルデバイスをリリースした。多機能製品が大好きな中国人のニーズをつかんだこのガジェット、実際の使い勝手はどうなのか、例によって自腹で試してみた
旅行先に持って行きたい多機能ガジェット！
「愛国者（aigo）」と言えば、中国では名の知れた老舗パソコン周辺機器メーカーだ。時代にマッチした製品を出してくるメーカーなので、ときどき、つい欲しくなる製品をリリースすることがある。先日登場した、“移動伴侶（モバイルのお伴）”をうたう多功能無線閃存硬盤（多機能無線フラッシュハードディスク）「PB018」も、筆者が「中国製品、いいかも！」と思ったデジモノの1つだ。
旅行のときに必要なさまざまなデジモノが、これ1つに収まっているらしい
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PB018の製品紹介によると、これは「無線路由器（無線LANルーター）」「移動電源（モバイルバッテリー）」「無線存儲（ワイヤレスストレージ）」「USBメモリー」を1つにまとめた「4合1（4 in 1）」製品とのこと。いくつもの機能を1つの製品に詰め込んで業界初をうたうのは、中国製品にはよくあることだ。「無線LANルーター兼モバイルバッテリー」や「USBメモリー兼モバイルバッテリー」は、日本をはじめ世界各地で販売されているが、ここまで多彩な機能を詰め込んだガジェットは今まで見たことがない。
