運転時の交通事故はできれば避けたい。しかし、街中には予期せぬ危険があふれており、自分が安全運転を心がけても防げない事故もある。ドライブレコーダーを車に取り付け、運転中の状況を常に録画しておけば、万が一のことがあっても映像として記録が残る。
ドライブレコーダーは近年、1万円弱から3万円台と入手しやすい価格となった。多くの製品が発売されているが、どの製品を買ったらよいのかは、ドライブレコーダーの撮影解像度や付加機能などを事前に確認しておくと選びやすい。
フルHD搭載のモデルが多数
最近のドライブレコーダーは、1920×1080ドットのフルHD(1080p)もしくは、それ以上の解像度で撮影できるモデルが多い。撮影解像度が高いと映像はより精細になり、前方車のナンバープレートや道路標識の文字、遠方の信号機などもはっきりと記録できる。周囲の状況をすべて記録する用途に適している。
低価格帯のドライブレコーダーには、1280×720ドット(720p)など、フルHDより低解像度の製品もある。映像から細かな文字を判別するのには向いていないものの、周囲の車や風景など、状況だけを記録する用途であれば十分だ。