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週末スペシャル

サムスンはなぜGalaxy Noteを継続する判断を下したか

Note7の発火事故から約1年

佐野 正弘 2017/09/08 日経トレンディネット
出典:日経トレンディネット 2017年8月25日
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
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 サムスン電子が2017年8月23日(米国時間)に発表した、Galaxy Noteシリーズの最新モデル「Galaxy Note8」。昨年発売した前機種「Galaxy Note7」が多くの発火事故を起こし、販売中止となったことで大きくイメージを損ねたGalaxy Noteシリーズだが、それでもなおサムスンがこのシリーズにこだわる理由はどこにあったのだろうか。

発火事故でシリーズの存続も危ぶまれていた

 今回発表されたGalaxy Note8は、サムスンとユーザー、特にGalaxy Noteのユーザーにとって、非常に大きな意味を持つモデルになったといえるだろう。

8月23日(米国時間)に発表されたGalaxy Noteシリーズの最新モデル「Galaxy Note8」
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 もともとGalaxy Noteシリーズは、「Galaxy S」シリーズと並ぶサムスンの“顔”というべきモデルだ。同シリーズは、2011年(日本では2012年)に発売された初代「GALAXY Note」から一貫して、「大画面」と「ペン操作」という共通した特徴を持っている。

 Galaxy Noteシリーズは、まだ大画面スマートフォンが少なかった時代から5型を超えるディスプレーを搭載したことで驚きをもたらしたほか、「Sペン」と呼ばれる独自のペンを用いることにより、紙にメモをする感覚に近い書きやすさを実現。さらにモデルを重ねるにつれ、ペンを活用した便利な機能や操作を加えることで、多くの進化を遂げてきた。

日本では2012年に発売された初代「GALAXY Note」。5.3型という当時では非常に大型なディスプレーを搭載し、ペンでさまざまな操作ができることが注目を集めた
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 多くの独自性を備えたモデルであることから、Galaxy Noteシリーズは王道というべきフラッグシップモデルのGalaxy Sシリーズとは異なる客層を獲得。サムスンのスマートフォン利用者の拡大に大きく貢献したモデルとなっている。

 そのGalaxy Noteシリーズの評価を一変させたのが、昨年発売した「Galaxy Note7」で発生した多くの発火事故である。Galaxy Note7は発売後ほどなくして、バッテリーの不具合による発火事故が多発。サムスンは問題となったバッテリーを搭載したモデルを回収し、新しいバッテリーに交換するなど対策を急いだが、交換後のバッテリーでも発火事故が起きたことから、さらに大きな問題へと発展。世界的な社会問題として取り上げられるに至ったのだ。

 その結果、サムスンはすべてのGalaxy Note7を回収し、販売も中止した。結果的にGalaxy Note7は“幻”の機種となり、Galaxy Noteシリーズ、ひいてはサムスンのスマートフォン事業の存続まで危ぶまれることとなったのである。

昨年発売されたものの、相次ぐ発火事故を起こしたことで販売中止となった「Galaxy Note7」。企業の信頼が揺らぐほどの影響があっただけに、シリーズの存続も危ぶまれていた
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