折り畳み式のケータイで、かつ、LINEやスマホ向けウェブサイトも利用できるガラケー、いわゆる「ガラホ」がドコモとauから登場した。実際の使い勝手や料金プランはどうなのかを検証した。

記事の主な内容
●「ガラホ」とは何か
●なぜ登場したのか。その理由は?
●ガラホ購入時に注意が必要な点は
●【実機レビュー】多機能&LTEに対応したauの「AQUOS K」
●【実機レビュー】シンプルさ重視のドコモ「ARROWSケータイ F-05G」と「AQUOSケータイ SH-06G」

 2015年のケータイ夏モデルでは、「ガラホ」とも呼ばれるスマホOS(Android OS)をベースにした折り畳み式ケータイ(フィーチャーフォン、ガラケー)の新製品が投入されている。auが昨年秋モデルの後継「AQUOS K(SHF32)」を発売し、ドコモは「ARROWSケータイ F-05G」と「AQUOSケータイ SH-06G」の2機種でガラホに参入した。スマホ全盛の今になって、なぜ「ガラホ」という新ジャンルの携帯電話が生まれつつあるのだろうか。

左からドコモ「AQUOSケータイ SH-06G」、「ARROWSケータイ F-05G」、au「AQUOS K(SHF32)」
左からドコモ「AQUOSケータイ SH-06G」、「ARROWSケータイ F-05G」、au「AQUOS K(SHF32)」
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