「不要になった携帯電話を売ると、タダで格安スマホがもらえる」というブックオフのサービスを利用してみた様子と、タダでもらえた端末の使い勝手をレポートする。

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携帯電話を売ると格安スマホとSIMがもらえる

 さっそく公式サイト「スマOFF」を見てみると、「新品スマホを0円(タダ)でゲット」というキャッチフレーズが。0円スマホゲットの方法は、5つのステップで解説されている。ざっとこんな感じだ。

 1.携帯電話をブックオフに売る
 2.端末の無料引換券と買取金を受け取る
 3.申し込みフォームに必要事項を入力(店頭/ウェブ)
 4.オリジナルスマホセット(新品スマホ端末とSIM)を入手
 5.受け取り&すぐに使える

 ブックオフ店頭でも、Webからでも申し込みできる。「0円スマホ」は、日本エイサーの「Liquid Z200」という端末。「0円」とはいえ、付属のSIMの接続サービス(MXモバイリング株式会社のAND market mobile「BOOKOFF オリジナルプラン」の契約初期費用3000円と月980円の初回分の支払いが条件となる。

不要なスマホを売ると、スマホがもらえるブックオフの「スマオフ」サイトの画面
不要なスマホを売ると、スマホがもらえるブックオフの「スマオフ」サイトの画面
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 なお、端末のみが欲しい場合や売る端末がない場合、同端末はAmazonや楽天、&mobileの直販サイトから購入できる(1万円)。SIMのみの契約をしたい場合は、初期費用3000円と月980円でブックオフのサイトから申し込める。

月980円で、最大4.2GB相当の通信ができる

 通信サービスは高速通信が日に140MB(規定量を使い切ると夜0時まで200kbpsの低速通信となる)、月換算だと4.2GB相当、SMS機能付きで月980円、なかなかコストパフォーマンスがいい。しかも最初の31日間は無料となる。ちなみに、この接続プランによく似た、一日あたりで使える高速通信容量が決められたプランの「OCNモバイルONE」の110MB/日プランがSMSを含んで月1110円なので、1日30MB多く使えて月130円安いのは結構お得だ。

 通信サービスの契約は、「契約の2年縛りナシ!」「いつでもやめられる」という記述があり、初回分を払ったところで、やめることもできる。もともと2年縛りが設定されていたものを最近撤廃したばかり、なのだそうだ。

 電話機能は050 IP電話であるフュージョン・コミュニケーションズの「SMARTalk」アプリが付属、アプリは契約済み&設定済みの状態で届けられる(初期費用/月額料金無料。通話料金はSIMの契約時のクレジットカードに請求される)。同じアプリ同士と提携050サービスへの通話は無料、国内の一般電話や携帯電話に30秒8円で電話が掛けられる。

 オプションとして月300円で「安心サポート」という電話サポートが用意されている。年中無休の9時から21時まで、専用番号に電話をかけると、専用のオペレーターが、初期設定や操作方法などスマホに関するトラブルを解決してくれるという。

 支払い方法はクレジットカードのみ。運転免許証などの本人確認書類、メールアドレスが必要となる。