ソニーモバイルコミュニケーションズの最新スマホ「Xperia X Performance」(以下、Xperia X)が、2016年6月24日に主要3キャリアから発売された。
これまでのZシリーズから新たにXシリーズとなった最初のモデルとなるわけだが、どこがどう進化したのか。前モデルの「Xperia Z5」やサムスンのライバル機種「Galaxy S7 edge」と比較しながら、進化のポイントと欠点を探る。
Xperia Xを見てすぐに感じるのは全体的なデザインの変化だ。
まず、画面サイズがXperia Z5の5.2型から5.0型に変更。そのため、縦横サイズはわずかに小さくなっている。とはいえ、逆に厚みは1.3mm増したほか、重量も11gアップしているのは気を付けたいポイントだ。
また、デザイン的には側面部がXperia Z5と比べて少し丸みを帯びたほか、背面パネルはガラスからアルミに変わっている。それぞれの変化はそれほど大きいわけではないものの、全体的に見ると、雰囲気はかなり変わった印象を受ける。