今年も暑い夏がやってきた。夏はレジャーに出かけたり、海外旅行に出かけたりする人も多いだろう。また、暑さ対策も重要。この原稿を書いている7月上旬でも嫌になるほどの暑さだ。少しでも楽しく、快適に過ごすために、iPhoneを活用しようではないか。今回は数あるiPhone用アプリの中から、僕が夏こそ役に立つと思っているアプリを4つ紹介したい。

釣り師定番の天気予報アプリは「tenki.jp」

 本連載とは関係ないのであまり書く機会がなかったが、僕は釣りが趣味だ。釣果に影響するので、釣り師はとにかく天気を気にする。そんな釣り師たちの間で評判が良いのが、日本気象協会の公式アプリ「tenki.jp」だ。

 無料で利用できる上に、表示がシンプルでサクサク動く。広告が表示されるが、スクロールしなければ分からない位置なので、ほとんど気にならない。

 tenki.jpで最も重宝するのが、1時間ごとの天気予報が分かるところ。しかも、気温のグラフも表示される。1時間予報と気温グラフが一画面で見られるアプリは意外に少ないのだ。

 また、現時刻の前後60分の雲の動きをチェックできる「レーダー」も役に立つ。ベテランの釣り師ともなれば、雨が降ってきそうなことは、雨雲と体感でかなり正確に分かるのだが、降り始めた雨がどれくらい続くのかまでは分からない。しかし、レーダーで雲の形や大きさ、動く速さをチェックすれば、おおよその見当を付けられるのだ。

 釣り師でなくても、夕立やゲリラ豪雨など、変わりやすい夏の天気に備える上で役に立つだろう。エリアは10カ所まで登録できるので、旅行に行くときなどは立ち寄り先を登録しておくといい。また、「お役立ち情報」として「体感温度」や「熱中症」「花粉」「凍結」といった各種の指数を最大5件まで登録しておけるので、夏以外の季節にも役立つ。

1時間ごとの予報が気温のグラフと共に表示される
1時間ごとの予報が気温のグラフと共に表示される
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レーダーでは、前後60分の雨雲の動きをチェックできる
レーダーでは、前後60分の雨雲の動きをチェックできる
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「お役立ち情報」と「指数」は、季節によって切り替えるのがおすすめ
「お役立ち情報」と「指数」は、季節によって切り替えるのがおすすめ
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天気の概況やレジャー情報などを提供する「読み物」も楽しい
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