筆者は2014年末から2015年の初めにかけて、アマゾン(Amazon.co.jp)の電子書籍リーダー「Kindle」についてレビューした。Kindleの最上位機種である「Kindle Voyage」、暗いところでも明かりなしに読めるフロントライトを備えた「Kindle Paperwhite」、ライトなしだが気軽に買える「Kindle」の3台を紹介した。

 そのときは、筆者が持っている初代Paperwhiteのリプレースをどうするか、というテーマで3台を比較した。最終的に、ストレージサイズや性能、コストパフォーマンスなどを考えて、新型Paperwhite(第6世代)に買い換えよう、という結論になった。

 筆者は、普段テザリングできるスマホやモバイルルーターを持ち歩いているのでそれまでの「Wi-Fi+無料3G」モデルから、5000円ほど安い「キャンペーン情報つき Wi-Fiモデル」に買い替えた。旧端末はネットオークションで5000円程度で売れたので、新たな出費は7000円程度で済んだ。買い替えたら、ストレージに余裕はできたし、気になっていた画面のムラは激減。動きが機敏になったから、ページめくりのイライラも改善して、うれしい限りだった。

 ところが最近、筆者は「Kindle Paperwhiteにニューモデル、6月30日発売」というニュースを目にした。半年前に買い換えたばかりのPapewrWhiteを手に、戸惑うばかりであった。