パソコンにもいろいろな形状のものがあるが、USBメモリーを大きくしたようなボディーに、HDMI出力端子が付いて、テレビやディスプレーに直接取り付けて使えるのが“ステックPC”だ。

 いろいろなメーカーから発売されているが、CPUはスマホやタブレットに使われているインテルAtomを採用していることが多く、処理性能は高くない。とはいえ、手のひらサイズで小さく、価格も2万円前後と安いことから、リビングのテレビに取り付けてネット動画を見るなどの用途に使う小型パソコンとして人気がある。

 そんなスティックPCの新製品として、エイスーステック・コンピューター(ASUS)から「VivoStick PC TS10」が発売された。一見するとちょっと大き目のスティックPCだが、マウスやキーボードだけでなくスマートフォンでも操作できるのが特徴だ。

ASUSの「VivoStick PC」。Atom搭載のスティックPCで、実売価格は2万1500円前後
ASUSの「VivoStick PC」。Atom搭載のスティックPCで、実売価格は2万1500円前後
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テレビやディスプレーのHDMI入力に取り付けて使う。自宅のテレビに取り付けてWindowsパソコンにすることができる
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