ユーザー視点の辛口評価で知られる戸田覚氏が、エイスースの8型タブレット「ASUS VivoTab Note 8(M80TA)」を深掘りする。OSはWindowsなので超軽量の携帯ノートとも言えるが、価格は2万円台半ばと激安だ。
8型のWindowsタブレットを購入したので、使ってみた感想をまとめていきたい。小さな画面の操作性が気に入らないために買わずにいたのだが、今回、手ごろで魅力的な製品が出たので入手した次第だ。
振り返ってみれば、私たちは小さくて使いづらいパソコンに大枚をはたいてきた。例えば、2009年に登場した「VAIO type P」は、ウルトラモバイルPCと呼ばれた人気モデルだったが、液晶はちょうど今回のテーマと同じ8型だ。
当時はとても画期的だと確信しており、毎日のように持ち歩いていた。使い勝手もそれなりに良かったのだが、残念ながら非力で、重くなるOSや肥大化するアプリケーションについて行けなくなった。起動すらさんざん待たされるし、ようやく起動できてもメールをチェックしたりメモを書いたりする程度しかできなくなったのだ。
そんなVAIO type Pでさえ価格は10万円近かったのだが、今や8型のWindowsタブレットが驚くほど安く買える。僕が手に入れた「ASUS VivoTab Note 8(M80TA)」は、「Microsoft Office」が付いて実売で2万7000円だった! なんと良い時代になったのだろう。Windowsを搭載する超小型軽量パソコンが2万円台半ばで買えるのだ。
【ポイント2】 軽さ、駆動時間を含めた持ち歩きやすさは?
【ポイント3】 タッチでの操作性、文字の入力しやすさは?